コラム
携帯電話をプロジェクターにつなげてプレゼンする日は目の前?

Macromedia MAX 2004(11月1日~4日 ニューオリンズ)でもモバイルの関連の発表は多かったように聞いておりますが、ゼネラルセッションでは、モバイル端末(PDA?)でのMacromedia Breeze Liveが実演されたようです。

また、先般10月22日(金)に日本で開催されたMacromedia Flash Conference 2004での坂村 健氏の特別講演「TRONの目指すユビキタスコミュニケーション」では、TRONプロジェクトT-EngineでのMacromedia Flash Player搭載や、その波及効果についても発表が行われました。組み込み機器分野に大きなシェアーを持つTRON上でのFlash Playerの本格的な搭載は、例えばデジカメからデジタル家電まで、幅広い分野をカバーすることでしょう。

イメージ一方でハード面から見ると、ユーザビリティーに大きな影響を与える液晶技術に関して、日本は世界有数の技術を持っています。

2004年10月20日(水)から三日間、パシフィコ横浜 展示ホールで開催されたフラットパネルディスプレイの展示会「FPD International 2004」では、来年にも搭載機器が市場に出てくるという2.4インチの携帯向け有機ELディスプレイや、次世代の表示デバイスとして期待される電子ペーパー(ペーパーライクディスプレイ)が大きな注目を浴びたようです。たしか昨年、17インチの折りたためる液晶ディスプレイが発売されたと思います。そんなに遠からず、携帯電話の液晶部分が折りたためる時代が来ると思います。

「液晶ディスプレイがあるところには、どこにでもFlashを」

という意気込みのMacromediaは、これらさまざまなノンPCにFlash Playerを搭載してくるでしょう。噂では、パケット定額制が普及するまでは、あえてサーバーサイドとデータ交換ができないように制限していたというFlash Lite 1.0では、静的なコンテンツのみが視聴でき、コンテンツをリロードしなければコンテンツ内の情報を更新できませんでした。Flash Lite 1.1になって、サーバーとデータ交換できる動的なコンテンツ作成が可能となったことで、基幹業務処理やビジネスシーン(BtoB)の活用が急増することでしょう。

その用途は、

イメージ
  • 情報共有 / ナレッジマネージメント
  • 営業支援
  • CRM / 顧客管理
  • 受発注システム / 在庫管理 / 配送支援
  • ECサイト
  • 広告 / プロモーション
  • eラーニング

まで、幅広く普及するでしょう。

まさに、昨年7月に弊社が発表したSATTへSATT オープンソースLMS Attain2は、このFlashの時代の到来を見越して設計したものです。

情報家電OSの覇権を争うLinuxとTRONの両方に搭載され、コンテンツのシームレスブラウズとユビキタスコミュニケーションのプラットフォームを目指すFlashの象徴的な姿が、Macromedia MAX 2004でのPDAでのBreezeLiveの実演だと思います。

このノンPCのFlash入門のファーストステップとしてご用意したのが、モバイルFlashコンテンツ作成講座です。ビジネスでの活用も期待される、携帯電話Flashコンテンツの可能性を体験してみてください。

(m-School 前ヘッドマスター)
斉藤 常治

次のコラムへ

※写真はイメージです。