コラム
2005年以降のIT業界とマクロメディアの方向性(予想)
2005年1月12日
明けましておめでとうございます。今年もm-SchoolならびにSATTをよろしくお願い申し上げます。
2005年最初のコラムは、年の始めらしく、今後のIT業界とマクロメディアの方向性を予測してみたいと思います。この内容は、あくまでも独断で予測したものですので、予測がはずれたり、事実と異なることもあります。初夢程度にお気軽にお読みください。
覇者の未来
~ 「Supplier-driven IT」から「Customer-driven IT」へ ~
昨年(2004年)師走、IT業界に衝撃が走りました。
『IBMがパソコン事業を中国最大のパソコンメーカーLenovoに売却』
というニュースです。
この世界規模でのIT産業再編の大波を1997年に予想した人がいました。
最強の力を持った特定企業だけが牛耳れる市場の終焉を今から7年も前に覇者の未来という本の中で執筆した、デビット・C・モシェラという方です。(真偽は定かではありませんが、)マイクロソフトやマクロメディアもコンサルティングを依頼しており、自社の商品開発や、マーケティングの戦略にこの方の意見を参考にしているとのことです。
一言でいえば、
「インターネット、ブロードバンド、ユビキタスの時代には、次から次へと新たなソリューション、用語、難解な理論をうちたてて、ブームを創出してきたIT業界のサプライヤーやメーカーの主導(Supplier-driven IT)が崩壊し、お客さまが何をやりたいかに焦点を絞った顧客主導型の『コンテンツ+ソフトウェア』の時代がやってくる」
とのことです。
今後マクロメディアの商品戦略もこの「Customer-driven」を視野に入れたものになっていくことでしょう。
まさにナレッジワーカーやビジネスパーソンのコンテンツリテラシー向上を目指したm-Schoolの方向性にマッチします。
市場の流行やニーズに敏感なマクロメディアですから、皆が期待している次期Studio MXは、ナレッジワーカーやビジネスパーソンが、Officeのように使えるパッケージになることでしょう。
IT業界やコンテンツ業界は、組織や会社だけではなく、多様化する「個人」を視野に入れた戦略を考案した会社が「覇者」になるようです。
(m-School 前ヘッドマスター)
斉藤 常治
ご参考まで、この観念をまとめた表をご覧頂けます。
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