第20回 PDFフォームの活用 その1
~PDFフォームの追加~Adobe Acrobat(アドビ アクロバット)とPDFを活用する連載記事

早いもので第20回になりました!最初はここまでやることも想定していませんでしたが、今後も可能な限り続けて行きたいと思います。今後ともよろしくお願いします。

さて今回は、『PDFフォームの活用 その1 ~PDFフォームの追加~』をご紹介します。

今回の機能

フィールドを追加または編集

PDFは、印刷や閲覧だけではなく、ドキュメント内で文字入力が可能になる、PDFフォームが用意されています。

この機能は、Acrobatのバージョンを重ねるごとに進化している機能で、この機能を使いこなせれば業務効率をあげることが可能です。

『そもそもフォームってなに?』

という方は、オンライン通販のWebサイトを思い浮かべてみて下さい。

オンライン通販では、商品を選んだ後、一般的にはカートに商品を追加していきます。そして最終的に、発送先や支払い方法を指定するために、購入者の名前や住所・メールアドレスの入力、支払い方法の選択など行います。

この入力する欄や、選択するボタンがフォームです。

Webサイトの場合、フォームに入力された情報がオンライン通販会社のデータベースに蓄積されたり、購入者への自動返信メールの情報などとして利用されます。

PDFの世界でもWebサイトと同じような仕組みを作ることができるだけでなく、入力した情報を含めて印刷させることができます。利用用途は様々ですので、何回かにわたりフォームの活用をご紹介していきます。

PDFフォームの作成

  1. PDFフォームを追加したいPDFファイルを開きます。
    フォームを追加したいPDFファイルを開く
  2. [フォーム]ツールバーから[フィールドを追加または編集]を選択します。
    [フィールドを追加または編集]を選択
  3. 「現在、このPDFにはフォームフィールドがありません・・・」とメッセージがでるので、[はい]を選択します。
    メッセージの表示
  4. フォーム専用の画面に切り替わります。3.の操作を実行すると、空欄の箇所に自動的にフォームが追加されます。
    自動的にフォームが追加される
  5. 不要なフォームは、[DEL]キーで削除ができます。手動でフォームを追加をする場合は、[新しいフィールドを追加]をクリックします。
    不要なフォームは削除し、必要な箇所には追加する
  6. 完成後は、画面左上の[プレビュー]ボタンをクリックすると、作成したPDFフォームの内容を確認することができます。
活用法
  • フォームを使うことで、特定の部分に入力が可能になるため、素早く「見積書」・「注文書」・「申請書類」などを作成することができるようになります。

次回は、『PDFフォームの活用 その2 ~フォームフィールドの種類~』を紹介します。

次のページは…
活用その2 フォームフィールドの種類
関連リンク
遠藤 明久 (えんどう あきひさ)
遠藤 明久 (えんどう あきひさ)
Adobe認定インストラクター

Dreamweaver、Acrobat、CaptivateなどのACI(アドビ認定インストラクター)を保有し、多岐にわたり講師をつとめる。2005年に「パソコン教科書 Flash 8」を執筆。

今さら聞けない Adobe Acrobat & PDF

RSSフィードで
最新情報を購読