第3回 まずはシンボル変換アニメーションの作り方からActionScript 3.0プログラミングまで、ステップアップで脱初心者

シンボルとは

シンボルとは、Flashドキュメントで使用することができる再利用可能な要素(グラフィック・ムービークリップ・ボタン)のことをいいます。

Flashでは、アニメーションをつける時や、プログラミングで処理をする時など、素材をシンボルに変換する必要があります。

シンボルに変換する

  1. ツールパネルから[矩形]ツールを選択して、ステージ上に四角形を描きます。塗りの色やサイズは任意とします。
    [矩形]ツールを選択ステージ上に四角形を描く
  2. 次に、ツールパネルから[選択]ツールを選択して、1で描いた四角形を全て選択します。(余白部分からドラッグすると、うまく選択することができます。)
    [選択]ツールを選択四角を全て選択
  3. 選択した四角形をシンボルに変換します。下記のいずれかを行い、[シンボルに変換]ダイアログを表示します。
    • 右クリックから[シンボルに変換]を選択。
    • [修正]メニューから[シンボルに変換]を選択。
    • F8キーをクリック
      [シンボルに変換]ダイアログを表示
  4. [シンボルに変換]ダイアログでは、シンボル名、シンボルタイプを設定します。シンボル名を「四角形」とし、シンボルタイプは[ムービークリップ]を選択して、[OK]を選択します。
    • シンボル名はシンボルにつける名前です。その物の形状(今回であれば四角形)などを名前に用いるとわかりやすくなります。
    • シンボルタイプは、シンボルにアニメーションを含む場合はムービークリップ、シンボルをボタンとして扱う場合はボタン、静止画などの場合はグラフィックを選択します。
      [ムービークリップ]を選択して、[OK]を選択

ムービークリップとグラフィックの違い

シンボルタイプには「ムービークリップ」、「ボタン」、「グラフィック」の3つが存在します。「ボタン」は、その名の通りボタンを作成する際に選択します。

アニメーションを作成する際には、「ムービークリップ」または「グラフィック」のどちらを選択しても作成可能なのですが、その違いは何でしょうか?

ムービークリップシンボルは、ActionScript(アクションスクリプト)で制御できたり、サウンドやフィルタなどのFlashの機能を追加することができます。

メインタイムラインで設定したアニメーションとは別に、ムービークリップシンボル内のタイムラインでメインタイムラインとは別の動きをつけることが可能なため入れ子構造にすることができます。

メインタイムラインのフレーム数に依存することなくアニメーションするので、終始羽根をばたつかせる鳥や、みつばちなどのアニメーションも簡単に作成することができます。

グラフィックシンボルは、ActionScriptで制御することができません。またメインタイムラインに依存するため、グラフィックシンボル内で設定したアニメーションはメインタイムラインのフレーム数によっては再生されなかったり、途中で停止してしまうことがあります。

よって、静止画や入れ子構造にはしない単純なアニメーションを作成する時などに適しています。

このように、シンボルタイプには、それぞれの特性があるのでシンボル変換する際は、その特性を考慮して何を選択したら良いのか考えることが大切です。

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シンボルとインスタンス
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伊東 茉奈美 (いとう まなみ)
伊東 茉奈美 (いとう まなみ)
トレーニングプランナー

SATT入社後、m-SchoolでFlashのインストラクターを担当。

トレーニングコースの企画・開発等を経て、現在はトレーニング(企業研修)やeラーニングに関するコンサルティングを担当。

K-1好きは誰にも負けない自信あり。

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