第13回
ActionScript 2.0と3.0の違いアニメーションの作り方からActionScript 3.0プログラミングまで、ステップアップで脱初心者
Flashによるインタラクティブなコンテンツ制作にはかかせない存在であるActionScript(アクションスクリプト)についてお話します。
ActionScriptとは
- 文系のためのアクションスクリプト講座

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プログラム未経験者でも大丈夫! スクリプトの書き方からFlashプログラミングまで、基礎の基礎から学習します。
- ActionScript 3.0 入門講座
Adobe Flash(アドビ フラッシュ)に搭載されているスクリプト言語で、ユーザーのマウスカーソルに合わせた動作や、フレームアニメーションの制御など、ActionScriptを記述することで実現できることは多岐にわたります。
Flashのバージョンアップと共にActionScriptも進化を続けてきています。
ActionScript 2.0とは
Flash MX 2004、Flash Lite 2以降で実行可能なスクリプト言語です。スクリプトアシスト機能等によって感覚的に操作が可能で、プログラマーでなくても簡単に動きを実現できることから、デザイナーにも広く指示されてきました。
ActionScript 3.0とは
ActionScript 3.0は、2.0からスクリプトの記述方法が大幅に変更され、プログラマー向けの言語と言えます。ActionScript 1.0及び2.0との互換性はなく、同じファイル内に混在することはできません。最大10倍近く処理が速くなるとのことです。
では、具体的にActionScript 2.0と3.0の違いを比較していきましょう。
<ActionScript 2.0>
stop_btn.onRelease = function(){
trace("stopボタンが押されました");
stop();
}
play_btn.onRelease = function(){
trace("playボタンが押されました");
play();
}
<ActionScript 3.0>
stop_btn.addEventListener(MouseEvent.CLICK,xStop);
play_btn.addEventListener(MouseEvent.CLICK,xPlay);
function xStop(evt){
trace("stopボタンが押されました");
stop();
}
function xPlay(evt){
trace("playボタンが押されました");
play();
}
上記は、ストップボタンを押したときにアニメーションが停止し、出力パネルに「stopボタンが押されました」と表示され、プレイボタンを押したときにアニメーションが再生され、出力パネルに「playボタンが押されました」と表示される動作を実行する記述です。
同じ動作を実行する記述ですが、ActionScript 3.0では記述の構成が変わり、全体的にまとまって見えます。
記述場所
ActionScript 2.0が記述できる場所は、フレーム、ムービークリップ、ボタンの3つです。
それに対し、ActionScript 3.0はフレームのみです。一見すると活用できる範囲が狭まった?と思ってしまうかもしれませんが、ムービークリップやボタンに記述できる場合でも、フレームに記述することが推奨されています。
記述場所を分散してしまうより、まとめておいた方が修正・変更を加える時など非常に管理がしやすいですし、記述場所がまとまっていることによってチームで共有しやすくなります。現在ActionScript 2.0や1.0を使用している方でも、今後ActionScript 3.0以降を考えている場合はフレームに記述することに慣れておくのがオススメです。
実行環境
Flash Playerの機能の一つとして、ActionScriptを処理するための仮想コンピューターをAVM(ActionScript Visual Machine)と呼びます。Flash Player 9からは、従来のAVMとは別に、ActionScript 3.0を処理することができる、より高速なAVM2が搭載されました。そのためActionScript 2.0と、3.0では実行環境が異なります。

